松筑木材協同組合は、昭和32年に松塩筑地域で木材に関わる企業により設立し、50年余りが経過する組合で、現在の会員数は32社あり、林業、素材生産業、製材業、木材業、建設業、不動産業など多岐にわたって構成されています。
昭和40年代以降、国内で建築に使われる木材を海外から大量に輸入する傾向が強まり、木材需要のシェアは外材が80%を占めるといった状況が40年余り続いてきました。
必然的に木材価格は低迷し、林業が衰退せざるを得ない状況を招くとともに、森林の荒廃が益々進み、大きな社会問題となっています。
長野県では一昨年、県民合意を得て森林税を導入し、森林保全や環境面からも積極的に森林の整備を進める取組みを始めました。
現在、この地域で木材に関わり営みを続ける私たちにとって最大の課題は「地域の森林の再生」を目指すことであり、地域の山で育った木材を私たちの住まいや家具などに利用し、そしてまた木を植えて育てるといった森林資源を循環させる仕組みを再構築させることです。
地域の山から木を伐り出し、その木材を加工し利用することで、郷土の森林整備を進め、また地球温暖化防止にも貢献し、再生産が可能な循環型社会を構築しうる木材資源の利用を促進することが重要です。
豊かな森林資源を育てる為には、計画的な間伐などの森林整備を進めることや、そのための高性能林業機械の導入及び作業効率の向上を図る林道等路網
整備など持続的な林業経営と建築用材などの木材
需要の拡大が欠かせません。
私たちにできる森林整備は、積極的に信州の木材を使うことであります。
信州の森林では、檜・赤松・唐松など信州の自然が育み、成熟した木材が出番を待っています。
私たちといっしょに信州の木材を使って家を建ててみませんか。
私たち松筑木材協同組合が「信州の木の案内人」となって、皆さまの「木のある暮らし」をサポートします。
信州の木を使って、郷土の森林整備にぜひご協力ください。
松筑木材協同組合の詳細はこちら|活動内容|組織概要|組織図|沿革|